序章

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だが俺はやれば出来るコとよく言われてきた。 そのあとに必ず付け加えられるのは…「やらないだけ」。 勉強てのはなかーちゃん、張り合いがあるやつ【ライバル】がいるからやる意味があんだよ。 だが俺にはライバルどころか友達すらいないからやるひつようはないのさはっはっはあ~あ…。 だいぶ話題がずれた。 本題は「王とは孤独である」だったな。 説明した通り人の上に立つ者はみんな「孤独【ぼっち】」なのだ。 ということは…だ。 ぼっちの俺=神 神=孤独=俺。 つまり俺は業績をだして皆に認めてもらうしかないわけだな。 もし俺なんかで助かる人がいるならばやってやろうじゃないか…ぼっちなんかで救える命があるのなら!! …とこれもさっき読んでいたライトノベルの台詞。 この先今の俺が簡単だと思っていた事が覆されようとは言うまでもない。 変人に神の救済を。 改め 変人にぼっちの救済を。
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