序章

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ここは夕暮れが迫るとある街… 「ふぅ…」 かつて人が住んでいたこの街で、ため息をついた人がいた。目の前には人をも飲み込みそうな巨体が横たわっている。その人はソレを倒したと思われる大きな刀を持ち、そこからは切った時についたであろう血が流れていた。 『バグル』 ソイツの名は、今や生きている人々を震え上がらせている。 こいつらは、世間一般で化け物と言われていた。
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