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「唐突だが、君にはあるゲームに参加してほしいんだ。あとさっき一緒にいた3人も含めてね」
「神が主催するゲームに参加して良いんですか?」
「取り敢えず質問は最後にしてくれ、今から全て話すからな……。っと言ったものの先の3人も呼ばないと二度手間になってしまうから、今この部屋に呼ぶが構わないな?」
「今家には俺達以外誰もいないし、別に構わないんですけど……大丈夫ですか?」
まぁ見ていろと言いながら目を瞑る。そして何かを唱えると3つの人影らしきものが現れた。
そう紛れもなくさっきまで一緒にいた3人が俺の部屋にいた。
「それじゃ、みんな揃ったようだし話すとしようか」
状況を飲み込めていない3人に行き成り悪いが話を聞いてくれるように言ったら、素直に話を聞く体勢になってくれた。
「さて、先ず自己紹介をしようか。私はリスカ、神位第3位の女神だ。今回君達の所に来たのはあるゲームに参加してからだ。因みに拒否したい場合はしてくれて構わないが私に関連する情報は全て消させてもらうがな。何か質問はあるか?」
静まる空気の中、初めに発言したのは桜だった。
「そのゲームはどういったルールで何か私たちに利点はあるのか、聞かせてもらえますか?」
「ルールは多少ややこしいので大まかに説明すると、異世界に行き戦闘で勝利し最期まで残れば優勝だ。君達の利点は異世界に行けることと力を手に入れることだな」
それを聞くと急に考えはじめる桜。意外とこいつと流はゲームとか好きだからな……。やはり、参加するのだろうか?
いや、今の利点は興味があるかないかで価値が変わるな。
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