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「よろしいでしょうかライナ様」
店を出るとメイドのリノアさんがそこにいた。
……めちゃくちゃびっくりしたわ。
「えっと、何の用事?」
「実はですね。前言ったように学園に入る為の試験があるのですがそれをいつ行うのか聞きたいのです」
「えっと、それって学園側が決めるものじゃないのか?」
「勇者様は王族とほぼ同じ扱いですから」
なんという権力だ王族。
「一般の入試はいつなんだ?」
「一般の入試は二週間後です」
「ちなみに期限は?」
「あと三週間です」
「じゃあ二週間と2日の日に」
「わかりました。今日は城に戻られるので?」
「あー、うん戻るよ」
そうしてリノアさんは城の方に行くので俺はまだ町を見てから城に帰るのだった。
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