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召喚された次の朝。
ノックの音で俺は起きる。
「ライナ様、起きてらっしゃいますか?」
声に反応して俺は起きる。
「ああ……今起きたところ」
俺はベットがあるにも関わらず机に眠っていた。
理由は簡単だ。勉強してたら寝落ちした。
そうして固まった体をのばしていると俺の与えられた部屋に一人の人物が入ってきた。
「おはようございます。朝食のお時間ですのでお呼びにあがりました」
「ああ、ありがとう」
この人はリノアさん、この城で仕事しているメイドさんだ。俺みたいなガキによく敬語使えると思う。
まあ、俺もバイトの時は営業スマイルにバリバリ敬語使ってたけど。
そうしてリノアさんに案内してもらい食堂へと向かう。
この城は兵士も上役も同じ場所で食事をする事に初代からしているとか。
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