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さて、皆が部屋に戻ったり色々しているうちに俺は国王様に城から出る許可を貰い外に出る。
優しい国王様はお小遣いといってこの国でいうところの普通の成人が1ヶ月でもらう賃金くらいの金額を渡してきた。
王族の金銭感覚を少し驚きながらも俺みたいな冴えない勇者にもちゃんと心遣いしてくれる王様を俺は支持しようと思った。
それは一度置いておきまして俺は町で有名な武器を売る店を町の人から聞きそこへ向かう。
俺はあまり特徴のない高過ぎず安過ぎない剣と軽い革のコートを買った。
目的は国の外でモンスターを狩る事だ。
これをすることで国にモンスター被害が出ることが少なくなりながら俺は強くなれるという一石二鳥だ。
そんな事を考えながら俺は移動をまた始め、俺は国の外に出た。
そうして広がった光景は広がる銀色に広がる水平線と緑の多い平原だった。
ちなみに景色がわかっていなかったのはこの国の城壁が城より高かったからだ。
そうして俺がはじめて見た景色の中歩く。
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