自己診断

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まずここにいるのは林に身を隠した俺。他のモンスター共が溢れているため気配を消すのは俺でも出来た。 次に海竜、モンスターの辞典でも読んでおけば個体名もわかったかもしれない。こいつはすでに満身創痍といった状態だ。 次は小型のモンスター。デイノニクスのようなモンスターだ。こいつらは数が多く、海竜に少しずつ減らされてはいるがそれでも多い。 このままでいくと海竜が狩られるだろう。なので俺は寸前で掻っ攫っていきたいとおもいまする。 そうして海竜にどんどん取り付いて攻撃を仕掛けているデイノニクス。そのうちの一匹が海竜に弾き飛ばされて瀕死でこちらに来た。 俺はそれに剣で首を絶ち止めを刺す。 すると俺の剣で絶った場所から紫の透明な鎖が伸びその鎖が俺の中に入ってくる。 すると俺の体が軽くなった感じがする。たぶんこいつはスピード型のモンスターだからスピード方向に能力が伸びたんだろう。 そうして俺は剣に意識する。無駄に時間をかけて覚えた武器の魔法強化だ。 俺は海竜にむけて走り出す。
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