記録

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叶夜が私にメールを送った時、沢山の想いと同時に彼女の天使をこちらへ送ってきた。私は自分がおかしくなったのかと思って、我を疑った。私は人間として普通に生きてきたので何が起こっているかわからなかった。人は私のことを変に思い、否定するだろう。しかし、事実私は経験している。何故人は神秘的なことを受け入れないのだろう。そして、このような事が起きてからというもの、私の日々は豹変した。毎日毎日天使が私を操ってくる。例えば、体が勝手に動いて言葉を発したり、体が道筋を示し、景色の綺麗な所へ連れていったり空に虹が架かっている方角へ導いたりした。私は天使がこのように導いているのだと深く経験した。私は嬉しくなり多くを受け入れた。そして、虹が架かるような素敵な日々が始まるのだと深く想っていた。そして、これから訪れる厄の兆しだとは少しも思わなかった。叶夜は私が幸せになってほしいと願いこのようなプレゼントを贈ってくれたのだと思っていた。そして、―――――――――幸福は過ぎ去っていった。
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