僕達の物語

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二年一組 俺のクラスに行くと もうすでにクラスのほとんどが登校していて それぞれ固まって話をして盛り上がっている もうスグ、チャイムが鳴るしな みんな登校してて当たり前か 置いてきたアイツ間に合うのか? まぁどうでもいいが 俺は自分の席にかばんを置くと 「よーおはよう あれ?今日はアイツと一緒に来るって言ってなかったか?」 と後ろから声をかけられた アイツ? あぁ俺が置いてきたやつのことか? 「アイツなら置いてきたぞ」 後ろを振り返るとそこに居たのは 井上 りょう(いのうえ りょう) フレンドリーでみんなと仲がいいクラスのお笑い担当って感じの奴 りょうは、俺の返答に笑いながら 「お前、置いてくるとかひどいだろ(笑)」 とか言っている まぁ少しぐらい反省してるんだぜ、少しだけだけど 二人で話をしていると 男子二人が 「おはよーっす~」 「おはよー」 とかいいながら近づいてきた 寺田 幸裕(てらだ ゆきひろ) と 一文字 徹(いちもんじ とおる) だ 幸裕は、いい奴だ、優しいし、話聞いてくれるし 徹は、頭が良くて・・・まぁそんな感じ
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