僕達の物語

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終わりのチャイムがなって クソつまんない授業がやっと終わった 俺は、少し伸びをして筆箱とかをカバンの中にしまい 帰ろうと席を立つと 「谷口~一緒に帰ろうよ~」 と、トキが言ってきた 朝はあんだけ怒っていたけど トキは基本的に怒ってもスグに機嫌がよくなり すぐに忘れる だから俺に何度も置いていかれんだよ まぁそのおかげで ずっと友達でいることが出来てるのかもな 「今日は一人で帰る」 とキッパリ断った 何でだよ~とか言ってきたが 特に理由はない ただ、お前と一緒に帰りたくない と説明すると また、無駄に怒ってる、まぁいつものことだが 今日は一人で帰りたい気分なんだよ と言うと 「ちぇ~んじゃ、りょうとか幸裕と帰ろうかな~」 とか言ってたから 俺はカバンを取り教室をでた出るとき、トキに また明日な~って言われたけど無視して帰った、ひどいか? まぁそろそろ、ちゃんと接してやらないとな 校門をでて少し歩いたところに俺は自転車を置いている カバンを自転車のかごにいれ自転車に乗った
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