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第一章 出逢い
一
この日、私はお姉ちゃんとショッピングに出かけていた。っていっても、お姉ちゃんは、買い物に夢中で、どんどん、先に進んでいっちゃう。私は、お姉ちゃんのペースに合わせるのが精いっぱいで、息も上がるし、もう疲れちゃった。
「お姉ちゃん、あっちで休んでてもいい?」
「もう少しつき合ってよ。後でパフェ、奢るからさ」
そこまで言われて断れきれなかった。だって、ここのパフェ、美味しいって有名だし。この前、テレビで紹介されてたりもしたしな。
まあ、もうちょっと、つき合ってもいいかも。
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