世界ランク2位

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振り返ってみると、全身が黒統一の服装をしている男が立っていた。 顔もフードを被っていて、見えない。明らかに怪しい人だ。 「俺は、お前と話す事なんてない」 ペシはそう言って再び前を向いて歩きだした。 黒いフードの男は、フッと鼻で笑うと、言葉を発した。 「俺が世界rank2位のギルドでも?」 ピタリとペシの歩む足が止まった。 「rank二位が俺に何の用だ?」 さすがにそれを聞いて我慢出来なかったらしい。
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