幼なじみ

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幼い頃から家が隣で幼稚園の時知り合いそれから仲良くなり親友以上で幼なじみで一番家族以上な存在だった幼なじみ川島 沙希(カワシマ サキ)。 それから中学の入学式、親の都合により遠くに引っ越す為急用で引っ越した。 その日行きも帰りも一人だった、いつもなら二人で登校するはずだった学校までの道がいつもより倍あるのかと錯覚するほどに感じた。 今までいつも顔を見ない日は殆どいや寧ろ無いほど会って遊びに行ったり散歩や家に来たり行ったりするこれが普通だと思ってた。 だが違った、家に帰ると直ぐに母親がこう言った。 「おかえり遊……今日ね…アナタが学校行っている間にね沙希ちゃんが今日引っ越したの、これ手紙預かったのよ」 悲しい顔をして手紙を俺の手に渡してその場を去った。 多分母親も泣いていたのかもしれない、だけど俺はもっと泣きじゃくってそして手紙を読んだ時も俺は一日中泣いていた。 学校から家に帰ると再び部屋に籠もって泣いた。 それから俺は無意識の内に人格を十人創り悲しみに暮れていた俺をみんなが慰めてくれた。
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