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「なあなあこの子可愛くないか??」
一人の男子学生が雑誌を見ながらそうに言うと近くにいた男子学生の友達が群がり話し始めた。
「ああ、この子可愛いよね~黒髪のロングのサラサラヘアーにこのスタイルに笑顔に最高だぜ!」
「お前詳しいんだな?」
「最近人気かなり出て来たよね~」
「一度でいいから会って見たいわ」
「「「「「だよな~アハハハ」」」」」
などと騒いでいると学生達は店を後にした。
遊はと言うとおかずがたくさんある小さいパックとカップヌードルをカゴに入れさっき学生達が騒いでた雑誌を見ていた。
もしかしたらまさかねと思いつつアイドル雑誌を最初からゆっくり捲っていく。
ⅠページⅠページゆっくり捲っているとある人物に目が止まった。
その雑誌に目が着いた人物の名は川島 沙希(20)と書いてあった。
昔はショートヘアーより少ししか長く無かった…少し特徴が似ている、今は髪は長いけど俺には分かる
俺の背丈より幾らか小さく無邪気な一面もあればクールの一面もあった…何より今の沙希にはあの天使の微笑みって言われていたけど今の沙希は偽りの笑顔だと直ぐにわかった
遊はそうに思うと静かに雑誌をカゴに入れレジに向かい会計を済まし家に戻った。
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