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遊の過去に少し遡り中学の時だった。
幼なじみの沙希が引っ越してから一週間が経つが未だ未練は残っていた。
毎日毎日部屋では泣きそのせえで目が真っ赤になり腫れ上がっていた。
クラスとは何人かは友達は作れたが殆ど孤立状態にいた。
遊は幼なじみを必死に忘れようとしたが結局無理だった。
それから思い出を心の底の箱に入れ壊れない鎖で閉じ込めた。
それから遊は徐々に人格を造り上げた。
だが遊の人格は他の人格とは違っていた。
それは遊の体には誰一人乗り移ろうとしなかったからである、それどころか頭に話し掛け心配し話を聞いたり喋ったりしていた。
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