一話 黒い殺し屋は闇を切る。

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明日、映画を観に行こう…そう約束した矢先に速見はあの文書を発表し、死んだ。 頭が真っ白になった。 速見斗一は撃たれました。誰に?殺し屋に。 どうして?政府に逆らったから。 何がいけないの?皆にバレちゃうから。 何が?嘘が。 ………殺し屋? 「俺は銀行員なんかじゃない。速見、俺もお前が訴えた異常の断片なんだよ。でもさ、俺はお前が死んで悲しいんだ。だから…」 だから。 俺が殺す。 お前を殺した粕を、俺が殺す。 俺の名前は…。
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