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ルイが2人の父親であるという確固たる証拠は、自分達の体なのだから安心感があるというのは、間違いなく”ルイが父親である”という事を示し、違和感は、体が認識していても心では認識していない所から生まれてくるのだろう。
2人はしばらくルイと琴音の方を見ていたが口をやっと開いたのは、シフォンだった。
「お父さん.....ルイさんは何でここに留まっているんですか?」
「お父さんか、良い響きだね。うん、さっきみたいにルイさんでいいかるね。何でって、僕は君達の親だからね、遠く離れていても君達を見守り、ここに来るのを待つ為。それより、大丈夫?」
苦笑いしながらルイが聞く。
シフォンの後ろでルイを窺うリン。
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