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「凄い、お姉様。私より良い点取ってる」
自慢気に私は、学校でもお姉様とお喋り出来る事が嬉しくて、つい、興奮してしまう。
「大袈裟だよリンちゃん」
そう言って苦笑いするシフォンお姉様。
「そんな事言って、また今回のテストも一位なんじゃないの?」
「それは.....」
「今回で、一位を取ったのは私だが?」
その声につられて、声の主を私は見た。
緑.....
緑色の髪は綺麗に巻かれていて、私やお姉様よりも華奢な体付きをしている女の子が、フンと鼻を鳴らす勢いのある様子の子が、お姉様の後ろに仁王立ちしている。
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