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新しい学校に転入してから3日が経った。琴音、シフォン、リン目当てで女子から男子が毎日、昼休みの時間へやって来る。
そんなのがリンは本当に嫌で、毎回教室を抜け出し体育館裏で1人寂しく昼食をとっている。
そして毎回、猫の鳴き声と男子の声が聞こえて来る。
「あっ!こら待て!」
と聞こえたと思ったらリンの目の前に子猫が現れた。
「なっ、何!?」
子猫相手に戸惑うリン。
リンはこの17年間、まともに動物と触れ合った事がないのだ。
リンが戸惑っているうちに、木々の中から外見だけは、好青年の人物も現れてしまった。
「ちょっ、あんたの猫なの?早く何処かへ連れて行って!!」
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