4人が本棚に入れています
本棚に追加
帰宅時間になっても、旬と隼人の言葉が頭の中をグルグル回っていた。
「どうしたの?今日何か変だけど」
声をかけたのは、シフォンだった。
「お姉様!」と助け舟でも来たように、シフォンにすがりつき、昨日と今日の事を全て話した。
話し終えた頃には、家に着いていて2人共部屋着に着替えて、リンはシフォンの部屋の中だ。
3回のノック音。
「どうぞ」
シフォンの部屋へ入って来たのは、ルイだった。
ルイは、シフォンとリンのマグカップを手にして、それをテーブルの上へ置く。
「2人は、本当に仲が良いね。僕は嬉しいよ」と言い残し部屋を後にした。
すると、シフォンがリンの隣に座り、こう言った。
最初のコメントを投稿しよう!