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時間という物は、誰にでも平等である。 リンとシフォンは隼人を見付けてしまった。 「隼人!」 怒鳴るように名を呼ぶ。 「どうしたの?」 「もう私に、近付かないで!話し掛けても来ないで!!」 そう言われた隼人は、すっとんきょうな顔をしたかと思ったら申し訳なさそうな表情に変わった。 「昨日の告白の事か、な?」 呆れるリンは「自分の胸に聞いてみなさいよ!さっきの事、守らなかったら......絶交だから」 隼人は、リンの後ろで微笑むシフォンを見た。 隼人に悪寒が走った。 (これは、桜木君にも手伝ってもらわないと俺1人では、無理だな......)
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