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そう思った薫は居ても立ってもいられなくて緑陽学園に行った。
いじめなんて誰も言っていない。先生も誰も……。
突き止めようと緑陽学園に来た薫はとりあえず職員室を探そうとした…………時に男子トイレから聞こえた笑い声が気になって、耳を澄ます。
『笑い事じゃねーよっ。ど、どうするんだよ、貴志。
永峰……死んじまった。
やっぱりやり過ぎたんだよ、お前。』
『光平、その名前は二度と言うな。死んだのはアイツ自ら選んだ事だ。関係ない。』
『アイツ神経質だっただろ、だからお前の出任せも信じたんだよ。
あれじゃあ死にたくなるだろ。』
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