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AM6:00
二階にある俺の部屋でけたたましい目覚まし音が鳴り響く。
「ん~~……」
俺は安眠の邪魔をされ、多少不機嫌になりながらもその音源の電源を切り、ノロノロと起き上がった。
「は~~あ、ねみぃ…」
「直也~、起きてる~?」
下の階から母さんの声がする。
どうやら、俺がまだ寝ていると思ってるみたいだ。
「起きてるよ~」
「あら、そう。ご飯出来たから早く降りてきなさいよ~」
「あいよ~」
俺はベッドを降りて部屋を抜け、一階のリビングに向かった。
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