0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の母さんの名前は安藤涼子。
良い母親なんだけど、お分かりの通り少し過保護気味なんだよね。
まあ、俺のことを1番に考えてくれてるのが凄い分かるし、とっても優しいから大好きなんだけど。
マザコンだ?
否定はしない。
ちなみに、さっき言った隆之おじさんっていうのは、母さんの弟の佐伯隆之。
凄まじく頭が良くて、何故か俺のことをめちゃくちゃ可愛がってくれる人だ。
「欲しい物は何でも買ってやるぞ」って言われたこともあるしね…。
だからって訳じゃないけど、俺もおじさんのことは大好きなんだ。
「じゃあ、朝ご飯食べてね。早くしないと遅刻するよ~」
「はいよ~」
そうして、俺は朝食を食べ終え学校に行く準備を整えた。
「じゃあ、行ってきまーす」
「行ってらっしゃい。あ、そういえば隆之からの入学祝いって今日届くんだったわよね?」
「うん!!そうだよ」
「ふふ、嬉しそうじゃない」
「そりゃあ、初のアナログ時計ですから!!」
「お母さんはデジタルでも別にいいと思うけど?」
「アナログの方がいいの!!」
「ごめんごめん。ほら、遅刻しちゃうわよ?」
「うん、行ってきまーす」
最初のコメントを投稿しよう!