平和だった生活

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俺の母さんの名前は安藤涼子。 良い母親なんだけど、お分かりの通り少し過保護気味なんだよね。 まあ、俺のことを1番に考えてくれてるのが凄い分かるし、とっても優しいから大好きなんだけど。 マザコンだ? 否定はしない。 ちなみに、さっき言った隆之おじさんっていうのは、母さんの弟の佐伯隆之。 凄まじく頭が良くて、何故か俺のことをめちゃくちゃ可愛がってくれる人だ。 「欲しい物は何でも買ってやるぞ」って言われたこともあるしね…。 だからって訳じゃないけど、俺もおじさんのことは大好きなんだ。 「じゃあ、朝ご飯食べてね。早くしないと遅刻するよ~」 「はいよ~」 そうして、俺は朝食を食べ終え学校に行く準備を整えた。 「じゃあ、行ってきまーす」 「行ってらっしゃい。あ、そういえば隆之からの入学祝いって今日届くんだったわよね?」 「うん!!そうだよ」 「ふふ、嬉しそうじゃない」 「そりゃあ、初のアナログ時計ですから!!」 「お母さんはデジタルでも別にいいと思うけど?」 「アナログの方がいいの!!」 「ごめんごめん。ほら、遅刻しちゃうわよ?」 「うん、行ってきまーす」
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