日常

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高木は歩き出した。 自分の家へ。 他にいく宛ても無し、 金の余裕も無し、 ならばとりあえず家に戻ろう。 高木は重いあしどりでアパートへ向かう。 ある大きな交差点でふと顔をあげると、仲睦まじく寄り添う男女が目に入る。 まだ若い高校生くらいの男女。 見ただけでも幸せそうだと分かる男女の笑顔。
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