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あー、頭から青井斗俟くんがはなれない。クラスにいないから、違うクラスなのかな、それとも先輩…?
ハー、もっといろいろ聞けばよかったなー。入学式にはギリギリ間に合ったけど、気づいたときには、青井くんいなくなっていたから、お礼も言えなかったし…
「ゆ………ゆーーゆり!!」
「えっ!?あ、はい!?」
「もー、ゆりったらずっと呼んでも返事してくれないんだもん。ボーッとしてどうしたの?」
ほえ?どうやら私は、朝から上の空だったらしい……
「あー、ごめん、ごめん。朝、いろんなことがあって、それで考えてて…」
《この子は私の親友、立花芽依。昔からの付き合いで、とても仲が良い。》
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