プロローグ

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「貸し切りだぜ!」 縁、うるさいぞ。 「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」 珍しく明日奈が慌ててるな。 俺も、全然落ち着いてないけど。 つーか超こわい。うわ、どうしよ。 「私はエーリくんが居るから怖くないよ~」 「僕はまだ眠いから、もうちょっと寝るね~」 なんなのお前ら? なんでそんなにのんきなの? そんなお前らが怖いよ! 寝るなよ朧! ていうか、2人とも頭おかしいんじゃないの? 「私はおかしくないよ? 正常だよ?」 「俺の心の声聞かないでよ。いっちゃん」 「エーリくんの考えてることは、全部お見通しなの」 いっちゃんが可愛らしい笑みを浮かべ、自慢げに言った。
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