第弐話、[神樂兄弟と【鴉】桜刄慙丸]

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慙丸「そう気を荒立てるな」 険しい顔をする雅威に 優しい口調で言ってはいるが殺気混じりだ 雅威「殺す!!」 その瞬間 斬馬刀を振りかざしたが 大振りな攻撃は安易に交わす 慙丸「破壊力は有る…」 雅威「こんなもんで誉めてるつもりか?!あぁ?!」 雅威は更にスピードを上げ 刀を振り回す だが慙丸の速さには着いていけずに交わされてばかり 雅威「逃げ惑うだけか?!」 雅威は挑発的な言葉を浴びせる とその時 雅威の懐に慙丸が入った そして刀の切っ先を腹部に突き立てる 雅威「チッ…クソがっ」 雅威は交わし刀を横に振るう が慙丸もそれを交わし 互いに未だ傷一つついていない 雅威「やるじゃねぇか」 慙丸は雅威の言葉を無視し刀を握り直す
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