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そして待つこと15分ほど
『陛下!御見えになられたそうです!』
その言葉に忠善は窓の外を見る
忠善「来たか…鴉よ」
カツ…カツ…カツ…
その男はゆっくりと忠善の元へ歩いて来る
ギィー。
カチャンッ
男は扉を開け用意された席に腰を降ろす。
と同時に忠善が口を開いた
忠善「相変わらず鴉のような姿だな黒装束が栄えるわ」
と言いハハハと笑う
そんな忠善を他所に男は口を開く
「忠善殿…あの件だが」
その男の言葉に忠善は真剣な表情に戻す
忠善「分かっておる…今から説明はするわ」
そう言うと使いの者に目を向ける
『はっ!』
使いの者は静に一礼し部屋を出た
忠善「さぁ、話すとするか。」
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