第弌話[【鴉】と云う名の悪魔]

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暫し佇み シュッ と刀に付着した血を払い刀を鞘に納めた そして 慙丸「ちょっと借りるぞ」と 死体の持っていた布を取り顔の血を拭った ふぅ、と溜め息を吐きその場を去った その時別の戦場では 「オラオラッ!どうした?!あぁ?!」 ザシュッ!ザシュッ! 『ヒィィッ!』 『つ、強すぎる!』 「ちょっと暴れすぎだぞ雅威」 「うるせぇよ!皐!」 二人の強者が次々に戦人を斬っていた 『ありゃあ、神樂兄弟だ!』 1人の戦人が叫んだ 神樂兄弟(かんらくきょうだい) 兄・神樂皐(かんらくさつき) 刀は両刃の太刀二刀流使い 弟・神樂雅威(かんらくがい) 刀は斬馬刀5尺 オラオラッ!と雅威は気迫の有る荒れた性格の一方で兄の皐はちょっと気性は荒いが落ち着きの有る剣捌きだ その戦場の近くに慙丸は居た 慙丸「さっきとは違い精が出てるな…」 と呟き ダダダダダダダダダダダッと 走り突っ込んで行った。 ザンッ! シュバッ! 『ぐぁぁぁ!』 雅威「あ?何だ?何かあっちの方でも戦ってんな!行くか?!」 皐「どうせ雑魚だろう、方ておけ」 神樂兄弟は雑魚だと思い 放置しまた戦闘…いや、遊びを始めた 後に遊びじゃ無く戦闘に変わる。
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