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ハダト・マリアは
「あの~Gーラさん?」
イーラはクスッと笑い
「私はGーラじゃないわ、イーラよ」
ハダト・マリアが 言う
「うっそ~Eな訳ないよ、私でDだよ?」
「絶対G はあるよ…あ、私は通称まりあんね、これからは まりあんで良いよっ」
イーラ こけっ
ラウム
「失礼は許しませんよッ」
「Gーラ様は西の月を傘下にした勢力下の棟梁なのよッ」
作者まりあん
「あ~ぁ、ラウムまで まりあんに乗せられてるよ」
イーラは まりあんに
「長い間眠っていましたよ、お腹も空いたでしょう」
まりあんは笑顔で答える
「やたーー、もうお腹ペコペコ」
「転生術ってお腹が空くし、お肌に悪そうねっ」
まりあんは仲間と共に荒れたバビロア魔界を平定した
そして、平和になったバビロア魔界から仲間に別れを告げて転生術を使い四月島まで飛ばされていたのだ
イーラは金髪ツインテールの案内人を呼び食事の支度をさせていた
この金髪ツインテールの案内人はエルと言い、四月島に訪れるユーザーの案内人をする役目を担っている
食事の支度を済ませエルがイーラに
「お食事する支度が出来ました、どうぞ」
イーラはテーブルに着くとこう言った
「今日は皆で話をしながら一緒にお食事をしましょう」
これには案内人のエルが驚いた
仮にも西の月を傘下にした勢力下の棟梁だ、通常ではあり得ない
エルは驚きながらも
「い、いいのですかっ!?」
知らぬが仏、まりあんは すぐさまテーブルに着くと
「じゃあ、いっただっきま~す」
と言うと支度を済ませていた食事にガッつく
余程、空腹だったのだろう
数日間、ピクリとも動かず眠り続けたのだから
食べながらも まりあんは
(あのGーラって人に付き添ってるパッツン髪の人、黒雪姫ちゃんに ソックリだ…余程、縁があるのね………)
まりあんはガッつきながら振り向きラウムに
「早く黒雪ちゃんも食べなさいよぉ♪」
「でなきゃ、黒雪の分まで食べちゃうゾ♪」
ムッとするラウム
「私は黒雪じゃないわッ」
「ラウムよ、ら~・う~・むっ。分かった?」
食事にガッつく まりあんは聞いてもいない
ラウム こけっ
クスクス笑うイーラは
「食事しながらで良いから私の話を聞いてね」
「ここは四月島と言う魔界島、残念だけど貴女の能力は ここでは通用しませんよ」
食事にガッつく まりあんに そう言った
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