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食事を終えたイーラは余りにも自信満々な まりあんの顔を見て、こう言う
「自分の強さに自信がある事は とてもいい事よ…」
「けれども貴女の強さは、ここ四月島では通用しないわよ」
まだテーブルにある食事にガッつくまりあん
「え?何か言いました?」
イーラ こけっ
(まだ喰うんかいッ!!!!!!!!!)
と、慣れぬ関西弁で愚痴ったそうな
「貴女の強さが、どれだけ ここで通用するか試してみなくって?」
イーラの言葉が引っ掛かったのか、まりあんはガッつくのを止めると
「んじゃ、軽~く食後の運動でもしちゃおっか?」
イーラはニンマリとして案内人のエルに
「そう言えば、よしさんがまだ屋敷にいたわね、屋敷の庭まで呼んでくれないかしら?」
案内人のエルは仰天
「よしさまは西のウィッカで第2位の方ですよっ」
「相手が悪すぎますよっ」
さっきまでにこやかだったイーラが案内人エルを睨み付け
「お呼びしなさいと言いました」
案内人エルはびくつき震えながら了承すると、西のウィッカで第2位の よしと言うアナザー(ユーザー)を屋敷の庭まで案内した
まりあんと よしさんが初対面を交わす
まりあん
(わぉっ、イケメンさんやんかっ♪)
(こりゃ、うち転生早々ツイてるねぇ~♪)
まりあんは、かわいコ振る
「はっ初めまして。わたくし、まりあんって言いますぅ♪」
「どうぞ、よろしくお願い致しますっ♪」
かわいコ振るがエルが庭までの案内の間に まりあんについての情報を漏らしていた
よしは、あっけらかん
(このコがバビロア魔界の魔戦士ハダト・マリアなのか?)
(フツーの女のコじゃないか…)
よしが まりあんの放つオーラから強さを探ると
攻撃力は1,200
魔力は 800
よしは思った
(この程度で、あのバビロア魔界を平定出来るとはバビロア魔界も大した事ないんだな…)
チラリとイーラを見ると彼女と視線が合った
イーラがニッコリと よしに
「下手に手加減したり油断したりすると貴方は消滅するわよ♪」
よしにはイーラの言葉が理解出来なかった
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