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<ヽ`∀´>「基本、守ることは今言った事だけニダ。何か質問はあるニダか?」
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( ゚∀゚)ノ「はぁい。起床時間は変わることがあるんですか?」
<ヽ`∀´>「旦那様の早朝会議、お嬢様の園のイベントなどニダ。変更があればすぐにお知らせするニダ」
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( ゚∀゚)「なるほど…あともう2ついいですか?」
<ヽ`∀´>「良いニダよ」
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( ゚∀゚)「住み込みですか?」
<ヽ`∀´>「もちろんニダ。アパート借りてるなら、明日にでも引き払って荷物纏めて来るニダ」
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( ゚∀゚)「いや、後で行ってきます。それと…さっき端にいた、茶髪の男は…」
<ヽ`∀´>「あぁ、モララーニダね」
あの生意気茶髪執事はモララーと言うのか…
<ヽ`∀´>「彼については、お嬢様のいないところで話すニダ」
小声でニダーさんにそう言われたので、俺は軽く頷いた
多分、ビロードがモララーを嫌っている理由をニダーさんが知っているからだろう
<ヽ`∀´>「あとは大丈夫ニダ?」
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( ゚∀゚)「今のところは大丈夫です」
<ヽ`∀´>「仕事しててわからなくなったらジャンジャン聞いて欲しいニダ!」
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( ゚∀゚)「ありがとうございます!」
((( ><)「お話、終わったんですか?」
ビロードがブチ柄のウサギと絵本を片手に此方にやってきた
ニダーさんはビロードに目線を合わせ、「はい」と笑顔で答えた
(*><)「良かった…ジョルジュさん、絵本読んで欲しいんです!」
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( ゚∀゚)「おう、任せろ!何読むんだ?」
( ><)「これなんです!」
手渡されたのは「ホントは怖いグリム童話集」と書かれた絵本
俺は無言で本棚にそっと戻し、「楽しい童話集」と交換してきたのは言うまでもない…
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