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一通り挨拶をしたのだが、あの端にいた執事は…
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( ゚∀゚)「宜しくお願いします」
( ・∀・)「…チッ」
何が気に入らなかったのか舌打ちされた
そんで、挨拶をしてわかったことが1つ
それはビロードがアイツを怖がっていること
俺が挨拶する度、「この人は~なんです!」と嬉しそうに説明していたのにアイツになった途端、怯えるように後ろに隠れたのだ
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( ゚∀゚)「なぁ、アイツと何かあったのか?」
(;><)「い、言いたくないんです…」
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( ゚∀゚)「…まぁ、言いたくねぇならいいよ。言いたくなったら言えよ?」
( ><)「…はい、なんです」
ビロードの部屋にニダーさんと一緒に向かう途中で聞いてみたが、やはり話したくないみたいだ
しょんぼりしてしまったビロードの頭をグシャグシャと撫でると、少しだけ顔を上げ、笑ってくれた
<ヽ`∀´>「ここがお嬢様の部屋ニダ」
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( ゚∀゚)「…1つ、聞いていいですか?」
<ヽ;`∀´>「言いたい事は分かるニダ…もちろん、旦那様が…」
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(;゚∀゚)「やっぱり…」
扉は他の部屋とは違い、ここだけ純白で金のドアノブ…
扉の枠はハート型で、不思議の国の入口かと思うほどの装飾がされている
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(;゚∀゚)「ビロードはこの部屋気に入ってるか?」
( ><)「この扉がなければ…」
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(;゚∀゚)「だよな…」
<ヽ`∀´>「でも、扉以外は普通ニダ。さ、入りましょうニダ」
不思議の国風の扉を潜れば、広さ以外はニダーさんが言うように普通の女の子の部屋だ
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