似合わねぇ執事の制服を着て…

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===(*><)「みんな、ただいまなんです!」 白ウサギを抱っこしたまま、ぬいぐるみが沢山並んでいるところにビロードは突っ込んでいった 近づいて見れば、全てオリジナルぬいぐるみだった  _ ( ゚∀゚)「すげぇ…ボツになった柄や色まであらぁ…」 <ヽ`∀´>「旦那様が破棄するのは勿体無いと言って、お嬢様にお土産として持って帰ってくるニダ」  _ ( ゚∀゚)「へぇ…ん?」 色々ある中、俺は1体のぬいぐるみに目がいった 白黒のブチ柄のウサギ… 俺はそいつに覚えがあった  _ ( ゚∀゚)「…久しぶりだな。大事にされてんなら良かった」 ( ><)「この子の事、知ってるんですか?」  _ ( ゚∀゚)「まぁ、俺が考えた柄だからな」 初めての大きな仕事で提案した白黒のブチ柄 某動物園のパンダが妊娠したと巷で話題になっていたので、この柄ならと提案したのだが結局最終会議でボツになったのだ 2体作った試作品のうち、1体は元カノに上げたのを今でも覚えている (*><)「そうなんですか!僕、この柄好きなんです!寝る時はいつもこの子と一緒なんです!」 そう嬉しそうに言って、ビロードはブチ柄のウサギを抱き締めた 俺はなんだか照れ臭くなり、頬を掻いた  _ (*゚∀゚)∂゙「そ、そうか?そう言ってくれると嬉しいな」 (*><)「えへへ…」 <ヽ`∀´>「お取り込み中悪いニダ。仕事の話を…」  _ (;゚∀゚)「あ、はい。すいません…」 俺はニダーさんに近寄り、これからの仕事について話を聞いた ・起床時間は主人より早く起きる事(基本は5時) ・主人に依頼された事は迅速に行う事 ・お嬢様のお世話をする者は幼稚園の送迎、遊び相手、勉強等を見ること ・言葉使いは臨機応変に
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