結論、神でした。

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「もしこいつに危害を加えるなら、離れてもらおう」 そういうと男は、遼の――否、ポムの方へ近づいてくる。そしてポムに手をかけた――が。 ぎゅうっと強い力で、遼がポムに抱きついたのだ。 「ギュ!?」 ……痛すぎて、ポムが変な声をあげるくらい、強く。 「ギュー! キュウウウッ!」 パシパシ叩き痛みを訴えるが、それで更に力強く抱かれた。 「ギュァ――――!!」バコッ (うわっ、痛そ……) 男は心のなかで遼を憐れみ、そして二人をもう一度見た。 「まあ、危害がないなら……二人共連れて帰るか」 そう呟いた男は小さく「転移」と唱え、未だ苦戦しているポムと遼共々森から消えた。 ***
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