74人が本棚に入れています
本棚に追加
「んんっ……ふあぁ」
陽の光が差し込んできていた。
いやいや、よく眠ったなあ。
ベッドの上で大きく伸びをする。
それにしてもあんな最悪な夢を見るなんて……。
「……」
まさか、小動物とお花畑で手を繋いで踊っていたらあの子達が合体してキングスライムになるなんてそんな……!
一体どこからあの青色はきたんだ!? なんであんなねちょっとしたんだよコンチクショぉぉぉぉぉぉ!!
「……ふぅ」
よし、この夢は封印しよう。きっと永遠に思い出すことはないだろう。
俺が青いねちょっとしたデブちんと戦っていたら、コンコンと扉が叩かれる音がした。
「入るぞー」
「これから二度寝だ、あとにしてくれ」
今度こそ兎とハムスターと幸せになるんだ!
「おはよーさん」
「なぜだ」
なぜ俺の幸せを奪う。
最初のコメントを投稿しよう!