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さすがに中まで付いて来てもらうのも、変だし・・・。
「じゃ、行ってくるね」
強張る顔で何とか笑顔を作ってリョウちゃんに言い、
看護士さんの案内する部屋へと入った。
子供を2人出産しているんだから、
産婦人科の診察なんて何十回と経験しているのに・・・
この空間は何度来ても苦手だ。
ガチャガチャ
先生の使う器具がカーテンの向こうから音をたてる。
もし、妊娠していて・・・
旦那の子じゃないんですって話したら
この先生はなんて言うのだろう?
親身になってくれるのか?
バカな女だと冷たくあしらうのか?
それとも、
そんな事には慣れっこでマニュアル通りのアドバイスを施してくれるのか?
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