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「それならーーーしようぜ。」
「「!?」」
二人は突然会話に入って来た短い白髪の男に驚いた。
三階生だったからだ。
「え、あの…それは……?」
「決まってんだろ。三回目ともなりゃ警戒しておびき出しにくい。だからーーーするんだよ。」
「え、それ……学園内じゃ……」
「何言ってやがる!教師に見つかるだろうが!」
「じゃ、じゃあ何処で……」
二階生の片割れがそう聞くと、三階生の男は企み顔で言った。
「波止場が十年前に第二区の東に移されたのは知ってるな?だが北東の古い貨物庫は壊されてねぇんだ。オマケに人なんか滅多に近付かないときた。」
「な、なるほど……」
「じゃ、じゃああのガキをボコボコにしたら……!」
三人は下卑た笑みを浮かべる。
「ああ。好きにデキるだろうな…!」
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