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サラとジオはそのまま宮殿内のレストランに入った。ジオがお金を持ってきてくれたから、そのままの足で向かう。
さすがにアームして私服に着替えるサラ。毛糸が使われたモコモコの白い服が暖かい。
「疲れてるだろうから、今日はここで、ね。」
「別に作ってもよかったのに。」
「いいのいいの。たまには楽しなさい。」
サラは頷いて水を飲んだ。ジオのおごりだから、何となく悪い気がする。ジオは構わないと言ってくれてはいるが、サラとしては気にするところ。
「サラって白が好きなの?」
「んー、そんなことはないけど、白の服は多いね。」
「特に好きとかなしか、ふぅん。」
……いきなりどうしたんだろう。
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