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すぐにジオにもラーメンが来たので食べ始めた。さすが、宮殿内に店を開くだけあり、味はとてもおいしい。
「おいしいな。」
「うん！ はぁ、幸せ。」
「それはよかった。」
ずっと寒い外にいたからおいしさも倍増だろう。ジオはそんなことを思いながらラーメンを食べる。
やはり食べ終わるのはジオが早く、いつもと同じようにサラを待つ展開に。サラは急いで箸を進め始めた。
「いいよ、ゆっくり食べなよ。待っててあげるから。」
「ごめんね。」
少しペースが落ちたサラ。無理してスピードをあげなくていいのにと毎回思う。
サラが食べている間サラを見ていたジオだが、やはりかわいいと思ってしまう。熱いラーメンを冷まそうと息を吹き掛ける姿もかわいい。
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