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サラは部屋のベッドで目を覚ました。
寝ぼけた頭で状況を確認。確かムッソと戦って、魔力を使いすぎて疲れたんだった。
「起きた?」
「ん……」
ジオはサラの様子に笑った。いつも起きるとこうなのだ。
ジオの顔の刻印は洗っても消えなかった。サラとは違い顔は隠せないから、少し気が引けるジオである。
「この刻印やっぱり消えなかったよ。」
「かっこいいよ……」
寝ぼけサラの一言。寝ぼけサラは言ったことを覚えていないが、すべて本当にサラが思っていることを言うのが特徴。
ジオは意外な返答に少し驚いた。しかしサラが言う通り周りから見ると、さらにかっこよく見えるのだ。
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