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とにかく反乱軍のことはわからない。まだ警戒しながら日々を過ごさなくてはならないだろう。
サラが帰ろうと腰をあげると、エドは思い出したように言った。
「あぁ、ワイパーには気を付けろよ。」
「ワイパー?」
「レストランで会ったやつだ。サラの記憶を戻したやつ。」
そうだ、まだ街に反乱軍がいる。
サラは頷いてから部屋を出た。ワイパーが本当に反乱軍か確かではないが、警戒はするべきだろう。
白い髪のオールバック……いれば目立つだろうけど、ワイパーだって馬鹿ではないだろう。
サラは自室に戻り、寝ているジオを確認。しっかりそこにいるのを確かめると、サラは朝御飯を食べようと台所へ向かった。
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