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今になって後悔してるが、認めたくないのがこの体!
周りは、「お前太ったな」とか「いつから豚になっただよ」など腹立つ事ばかり言ってきやがる。
だったら証明してやる!
俺の天性の運動神経を!
動けるこの体を!
っつうのは、常に思ってるけどなぁ…
「冬也!アシストすんぞ!ウー、ウオリャー!!!」
「おう!任しとけ!」
15メートル離れた場所から陽一のパスを胸で受け止めボールをキープしながらゴールに向かい走り出す。
が、
「よっと。おんじゃご苦労さん。」
ガサ!
ボールをキープしてたのはほんの10秒程度。一瞬でとられた。
「マジかよぉ~もうぉ~。今のアシスト超ー絶妙だったろ!オイオイ…ったくよー。」
「ハァ、ハァ、うるぜぃ、ハァ、早ぐ、行け。」
陽一は俺にパスを出したことを後悔した顔しながら去っていく。
俺は認めざる負えなかった…
鈍い・遅い・重い…
これがデブぅーの象徴だと。
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