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「皆仲良く熊鍋を食べましたとかで済まそうか」
「良いのか?そんなぐだぐだで」
「構わないよ。どうしたって、締まらない終わり方しか出来ない奴が書いてんだし」
「ちょっ…問題発言だぞ!?そんな事を言って、消されたらどうすんだよ!」
「大丈夫。僕は気に入られてるから。消されるとしたら、真晝だよね?(笑)」
「うぐっ…だ、大体、何でお前が赤ずきん役なんだよ?素直で心優しい女の子役なんだから、小虎の方が適任だろ!」
「それは僕も同意見だけどね?何?僕が心優しくないとでも言いたいの?」
「暴言王が心優しいか!?お前、可愛いのに理不尽が代名詞だろうが!」
「女性不信の残念なイケメンの癖に、僕に喧嘩売るなんて良い度胸だ。其処に直れ」
「二人とも、落ち着いてください!!」
「だったら、始めからやり直しちゃえば良いんじゃないかなぁ」
「姉上、空気読んでください!」
狼はそう叫びましたが、赤ずきんと猟師はお婆さんの言葉にポカンとしています。
「…それは良いかも知れない」
「そうだな。やり直そう」
「え…えぇっ!?」
驚く狼を他所に、やり直しが決定したようです。結局、ぐだぐだなままですが…
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