赤ずきんは男の娘TAKE2

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「赤ずきん♪」 「あ、姉う…猟師さん。こんにちは…」 低いテンションのまま、赤ずきんは猟師に会釈しました。 「赤ずきん、大丈夫?無理そうなら、私が代わりに行ってきてあげるよ」 「いえ。頼まれた以上は、自分の力で何とかしたいんです。ちゃんと自分でやり遂げなければ、お母さんは認めてくれないと思います!」 赤ずきん。ただのお使いですから、そんな気負わなくても良いんですよ。 「オレは頑張ります!動物恐怖症を克服して、立派な長になってみせます!!」 「うん!その活きだよ!シャオ」 いやいや!これ、あくまで『赤ずきん』ですからー!! 「あ、そうでした…。すみません。脱線しました」 「同じ展開だから、つい♪…じゃあ、赤ずきん。くれぐれも、森に住む狼には気を付けて。悪い奴だから、騙されて食べられないようにね!」 「はい。猟師さん」 「それと…森の動物さん達。あんまり赤ずきんの邪魔してると、猟師さんが狩っちゃうぞ☆」 ガチャリ…と、弾を装填する音に怯えて、動物達は逃げていきました。 「それじゃあ、いってらっしゃい♪」 赤ずきんは猟師と別れ、森に入りました。
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