赤ずきんは男の娘TAKE2

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お婆さんと赤ずきんを食べ、満腹になった狼は、一寝入りする事にしました。 大きなイビキをかいて、気持ち良さそうに寝ています。 お婆さんの家の近くに来ていた猟師は、大きなイビキを聞いて、何事かとお婆さんの家を訪ねました。 「お婆さん、ごめんください」 返事は有りませんでした。 「うむむ。返事が無い。だだの屍のよ…」 古典的なギャグは要りません。作者はドラ○エしたことが無いですし。 「詰まんないの。お婆さん入るよー?」 ドアを開けて、猟師が中に入ると、其処にはお婆さんではなく、狼が寝ていました。 しかも、お腹の中から、赤ずきんが助けを求めているではありませんか。 「大変!直ぐ助けるからね!」 そう言って、猟師は台所から、大きな包丁を持ってきま…いやいや!それ、違う! 「え?だって、暁くんがオリジナリティ出す為には、アレンジが必要だって言ってたよ?」 出番が無くなったからって、何という入れ知恵をするんだ! 「大丈夫!お肉の解体はプロだから!」 解体じゃないです!赤ずきんとお婆さんを助けるだけです!
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