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俺の名前は東雲 隼人(シノノメ ハヤト)
この国、黒芒楼(コクボウロウ)の地方のそのまた地方に住んでいる何でも屋だ。
「隼人、早く起きろ
もうとっくに飯出来てんだぞ?」
隼人
「ふぁい…」
今起こしに来たのは俺の父親で俺と同じ何でも屋…っていうか家族三人で何でも屋をやってんだけどな
さて布団が名残惜しいがそろそろ起きなければ親父に斬られてしまう、マジで…
親父の得意分野は戦闘、元々親父はさすらいの剣士だったらしくその腕前はマジでヤバイ。
母さんとは旅の途中この村に立ち寄った時に一目惚れしたそうで、2年かけて口説き落とし今に至る。
この村は昔から山賊とかが多かったらしく、村の人からも大歓迎されたらしい。
あくまで親父達から聞いた話だけど。
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