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3本目のシャンパンも終盤に差し掛かり、ようやく終わりが見えてきた。
しかしそう思った束の間、店内が暗転しシャンパンコールの曲が流れ始める。
どこのテーブルかは知らんが、ちょうど良い休憩だと思い、どこのテーブルでおりたのか目線をチラチラさせる。
しかしシャンパンのおりたテーブルはなんとも美和の席だった。
『なぜじゃい?』
そう思いマナに席を外す事を伝え、美和の席へと戻る。
「何でシャンパンおろしてんねん」
使い慣れない関西弁で美和に問いかける。
「シュンが戻って来てくれないんだもん、だからおろしちゃった☆」
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