新しき世界

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あれから何時間経つだろうか。渡っているのは海の上。「あの、レイさん?」「なんだい?」「基地って何処にあるんですか?」「もうすぐ入り口が見えてくるぞ」「入り口って…」目の前には大きな黒い渦潮を巻いた海があった。よくよく穴の中を見ると何処かに繋がっているように見える。「あの中に行くんですか!?」「そうだーよ!」急にケルベロスが穴に向かって急降下した。「キャァァァァァァ!」「ケンタウルス~しっかりそいつと荷物を掴んでおけよ~」穴の中は暗く周りがよく見えない状態だった。「キャァァァァァァ!」「出口が見えてきたぞ。」「え!?」目を開けるとそこには巨大な街並みが広がっていた。「ようこそ…我らの世界へ」
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